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2017年04月01日

4番がある駐車場・・・。

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は仕事でした。

今夜は、何時もの様に片町へ飲みに出る

つもりでしたが、怖くない話が、そろそろ底を

ついているので、一晩かけて頑張って書くつもりです。

また、背後から気配とか、ラップ音が煩くなりそう

ですが・・・・・。

それでは、今夜も怖くない話スタートします。

どうぞ~!



これは俺の知り合いが体験した話である。

彼は元々、実家がその地域で広大な面積の田畑を所有していたということで、

その地域一帯が、住宅地になってしまい、農業を辞めてしまってからは、アパート

やマンション、そして駐車場などを所有し、そこからの収入でかなり豪勢な

生活をしていた。

特にその辺りは新興住宅地で、新しい家がどんどん建ち、それに併せて商業施設なども

建ち、どんどん手狭になっていた為、マンション、アパートはもとより、駐車場も

すぐに満車の状態になるのだという。

そんな時、ある場所に新たに駐車場を作ることになった。

月極の駐車場だった。

そして、その場所が整地され、アスファルトが敷き詰められると、業者に言って

駐車枠の線と、枠番号を書いて貰うことになった。

勿論、今までもそうやって全て業者任せで、工事が進められてきたのだが、

その時は、その業者がミスを犯してしまう。

通常、駐車場や病院の病室には、4番や4号室というのは存在させない。

4という字は、死を連想させるというのが、その理由なのだろうが、実際に

そうやって、4の数字や9(苦しむ)という数字は欠番にしている所が殆どである。

しかし、駐車場が完成してみると、そこには、しっかりと4という数字が

刻まれていた。

すぐに業者を呼んでクレームを入れたのだが、書き換えるには時間が必要と言われ、

とりあえずは、そのままの状態で駐車場は営業を始めた。

さすがに4番の枠は借り手がつかないだろうと思っていたのだが、予想を反して

他の枠よりも先に、借り手が決まった。

ただし、借り手は遠方に住む男性で、仕事でこちらに来る事が多く、その際に利用したい、

との事であり、契約書のやり取りも郵送を使い行われた。

案の定、他の枠も瞬く間に全ての借り手が決まった。

しかし、それから1ヶ月以上経過しても、4番の枠に車が停車しているのを一度も

見た事が無かった。

ただし、月極の駐車料金はしっかりと払われていたので、彼としても何の文句も無かった。

しかし、それから数ヶ月経った頃、変な噂が流れ出す。

4番の枠は、相変わらず車が停車しているのは見たことが無かったが、何故か深夜に

なると、どこからともなく黒い車がやって来て、その場所に停車しているのだという。

そして、朝になると、その車はまた何処かへ消えているのだという。

彼は、どうしても自分の目で確かめたくなり、ある日の深夜、その駐車場の入り口横に

車を停めて、その車がやって来るのを待った。

遠方の契約者が停めているのなら問題無いが、もしも、関係の無い車が勝手に駐車している

のだとしたら、問題だと思ったからである。

彼がその場所で待ち始めて2時間くらい経った午前2時、1台の黒い車が

駐車場に入ってきて、4番の枠に停めた。

彼はいったいどんな奴が運転しているのか見届けようと、窓に顔を付けてその車を

凝視した。

しかし、車からは誰も降りてはこない。

痺れを切らして彼が車から降りようとした時、誰かが彼の車の前を横切った。

白い服を着た女性だった。

力なく、よろよろと動き、5番の枠に停められた車へと近づいていく。

そして、後部座席へと吸い込まれるように入っていく。

そして、それを皮切りにひっきりなしに白い服を着た老若男女が、フラフラと

その車に近づき、そして後部座席に吸い込まれていった。

その数は、完全に20~30人になっていた。

とてもではないが、そんなに多くの人間が乗車出来る車などある筈もなかった。

彼は、直感した。

その車とそこに入っていく者達は、きっとこの世の者ではない、と。

そして、全ての白い服の人間が、その車に収納されると、その車はゆっくりと

車体を揺らしながら、地面の中へと消えていった。

彼は恐怖で、その場をすぐに離れ、その夜は一睡も出来なかった。

その翌日、緊急で業者を呼び出し、その日のうちに、駐車枠の4番の数字を他の数字

へと書き換えた。

その後、彼の駐車場では怪異は起こらなくなったが、かつて4番の数字が割り当てられ

ていた枠だけは、未だに空いたままの状態だという。

この駐車場は実在する。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:49│Comments(5)
この記事へのコメント
営業のKさん

会社事務所前に根を下ろす桜、その蕾はまだ開花には至りませんが、各地で花見の催しが開催されている九州です。

確かにそうですね・・・4は特に欠番とされている場合が多いですね。
しかし・・・私の誕生日は4月25日・・・4と2・・・
まぁ〜生まれて来たならば、必ず死ぬ事は大自然の摂理ですからね(泣

4番に停車するその黒塗りの車・・・黄泉へと魂を送る霊柩車・・・なんですかね。
そう言えば、最近は宮形の霊柩車を見なくなりましたね・・・人生最後の花道、粋な計らいが廃れなければ良いですが。
幼い頃は霊柩車を見掛けると、直ぐに親指を中にして拳を閉じる・・・でないと親を無くすなんて迷信?がありましたよ。

最近、Kさんが頂戴したと言う強力な護符の威力、それを私は信じておりますが、くれぐれもご注意下さいね。
それでは、次回も怖くない話を楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年04月01日 21:43
k様
このコーナー楽しみにしてる私ですが背後に変なもの感じるようでしたら休んで下さい。
なんか身を削って書いてくれてるのかと思うと心配で・・
そこまでしなくても大丈夫です!!
しんどい時は定期的に安否の情報発信してくれれば良いですよー
4って数字意味があるんですねー
入院見舞花にシクラメンもいけならしいし・・・
Posted by ちんぱん at 2017年04月01日 21:59
はじめまして。
ヤフーの記事から飛んできました。
お亡くなりになった人をあの世に運ぶ車だったのでしょうか?
怖い、怖い、怖いーー!
怪談のせいか、それとも時間のせいか、今ちょっと寒いです(笑)
体調不良とのことで、どうぞお大事にされてください。
それではおやすみなさい、よい明日を。
Posted by 高松佑衣 at 2017年05月12日 01:57
こんばんわ、1番最初の記事から読みはじめ、半日ほどでここまで来てしまいました。ただ自分の体験と関連しそうなものはどうしても結びつけて考えてしまいそうなので避けながらですが…

先日、知人と4についての話をしていたところだったので個人的にすごくタイムリー(?)な記事でした。私は迷信的なものはあまり信じてないし気にしないのですが、やはり4にはなにかいわくというか力があるんですね… 幸いにも私に関する4というのが少ないのがなによりの救いです笑

これからも記事楽しみにしています。お身体に気をつけてお過ごしください。
Posted by みっちょ at 2017年05月13日 23:12
Kさんの話しに出て来る霊は白いワンピースや赤いワンピースが多いですね。
私も霊感がある飲み屋の娘の体験談を聞いた時、やはり白いワンピースの霊に追いかけられたと言ってました。
本当に行きたくなかったけど、友達の誘いに断れなくて行った心霊スポットで、、、
彼女いわく、車が速度を落としているのではなく、霊のスピードが車速より早くなってるからと言ってました。
そこで彼女に聞いたんです
私が紹介したKさんの話の中にも白いワンピースや赤いワンピースを着た霊がほとんどなんだけど何でだ?
彼女は「まぁそれが一番楽だからだよ!」
私は「なるほど」って答えた(汗)
心の中では、
「えーーっ霊って横着なの?」
「明日から白いワンピース着た女を要チェックやー」
なんて一瞬思ったけど、絶対行動に移さない怖がりな自分です(汗)

この歳になっても大好きなONE PIECEを何度も見返してるTです(^^)/
私が生きている間に完結するのか?とても心配です( ;∀;)
Posted by T at 2017年05月24日 23:54
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