2017年05月28日

女の子と廃墟探索!

サインディスプレイ部 営業のKです。

皆様、お元気でしょうか?

今日は気持ちの良い1日でした。

ところで、ブログに貼り付けてある画像ですが、

場所が特定されないように、ネットから探したものを

貼らせて頂いております。

それからオスカー様、動画サイトの朗読の件ですが、

全く関係のない事情に拠るものですので、どうか

お気になさらないでください。

ちなみに、娘は今、隣の部屋で女友達と楽しそうに

遊んでます。

部活をサボったくせに・・・・・。

ということで、怖くない話、アップさせて頂きます。

どうぞ~!



これは友人と小松市にある、とある廃墟を探索に行った時の話である。

その廃墟は、心霊スポットとしてそれなりに有名であり、女の霊が

幾度となく目撃されている場所。

それだけに、気合を入れての探索となった。

まずは近くで食事を取りつつ夜になるのを待った。

そして、俺達は雨が降る日をわざと選んだ。

何故なら、雨の日は、さすがに気味が悪いのか、心霊スポットを探索する

ご同業さん達が少なくなるから。

そして、午後9時になったのを見計らって、いよいよその廃墟へと

車を走らせた。

雨の日ということで、やはりかなりの薄気味悪さだったのだが、今回同行する

彼も、そして俺もそういう経験はかなり豊富だったので、対して気にも留めなかった。

決して褒められた事ではないのだが・・・・・・。

いよいよ現場に到着。

狙い通り、他に来ているマニア?はいなかった。

俺達は、大型の懐中電灯と粗塩、そして護符を握り締めて車から降りた。

雨が予想以上に強い。

傘を持っていなかった俺達は走って廃墟の入り口までたどり着く。

雨を避けるように飛び込んだ廃墟は、闇に支配され、その静かさすら

不気味だった。

ちなみに、俺達はこういう場所では絶対に写真や動画の類は撮影しない。

万が一、何かが映りこんでしまったら、後々厄介なのは、それまでの

経験で承知していたから。

俺達は懐中電灯を手に持ち、お互いに声を掛けながら進んだ。

1階から見て回り、続いて2階へ。

確かに、廃墟マニアが訪れた形跡は至るところにあったのだが、肝心の

幽霊というものにはお目にかかれなかった。

やっぱり、此処もガセネタだったのかな?

そう話し合いながらも取り合えず全ての部屋を見て回ろうとペースを上げる。

しかし、怪異はおろか、異音や気配すら感じなかった。

だから俺達は、がっくりとして、1階へと降りていった。

その時、1階の方から音が聞こえた。

何やら床を踏みしめる様な足音だった。

俺達はその音に呼応するように、静かに1階へと下りていった。

すると、懐中電灯の明かりに浮かび上がったのは、2人の女性だった。

俺たちもびっくりしたが、彼女達もびっくりしたらしくお互いが一瞬無言になる。

その後、彼女達の1人が話しかけてきた。

貴方達も廃墟探索に来たんですか?

実は私達もなんです。

でも、懐中電灯やら何も持ってこなくて・・・・。

良かったら、一緒に回らせて頂けませんか?

こんな感じだった。

見た所、今風の女の子達で、年齢は20代後半に見えた。

服装も派手だったし、何よりも明るい話し方であり、且つ、きちんと

敬語も使えていた。

そこで、俺達は即答でOKし、一緒にその廃墟を回る事になった。

部屋のドアを開けるたびに、キャー、とかウワーとか騒がしい女の子達

だったが、そういうのも新鮮に感じ、十分に探索を満喫出来た。

そして、その廃墟を一回りすると、

どうもありがとうございました!

と深々とお辞儀された。

何故か凄く好印象だったので、友人が、

この後、予定無いのなら、何処かでお茶でも飲まない?

と誘う。

すると、これまた即答でOKの返事が貰えた。

そそくさと、俺達は彼女達を連れて車の方へと歩いた。

雨は既に小降りになっていた。

車には俺達が前の席、彼女達は後部座席に乗ってもらった。

車が走り出して、先程の廃墟の話で盛り上がっていると俺の携帯が鳴った。

出てみると、いつもの霊能者Aさんだつた。

Aさんから電話が掛かってくるのは俺が何かやらかした時と相場が決まっていた。

恐る恐る、もしもし?

と話すと、そこからAさんの怒涛の口撃が始まる。

今、何処ですか?と聞かれ

確か分ってるんだよね?と言うと

はい。分ってます、と返された。

楽しかったですか?心霊スポットは?

はい。まあ、それなりに。

霊は現れましたか?

いや、それは・・・・現れませんでした。

そう答えた時、Aさんが意外な言葉を言った。

何言ってるんですか?今も一緒に居るじゃないですか!

そう言われて、俺はハッとした。

確かに思い当たることがあったからだ。

今、車の後部座席に乗っている女の子達は、一帯どうやって、こんな山奥の

廃墟まで来たというのか?

彼女達が乗ってきたのなら車が在るはずだった。

しかし、車は見当たらなかった。

歩いてこれる場所ではない事は明らかだった。

しかも、あんな雨の中を・・・・・。

俺は恐る恐るAさんに聞いた。

もしかして、今車に乗せてるのが、そうなの?と。

すると、

はい。そうじゃなかったら電話なんかする訳ないじゃないですか?

そして、Aさんはこう続けた。

早く車停めてください。間違いなく事故りますよ!

そう言われ、友人の方を見ると、何故か目が合った。

そして、俺が手で合図すると、友人は思いっきりブレーキを踏んだ。

車は少し車体を斜めにして停まった。

そして、急いで車から飛び出しながら後部座席を見ると、先程の彼女達が

相変わらず姿勢良く座っていた。

しかし、その姿は、先程の明るい女の子達というものではなくなっており、

薄汚れた白いワンピースに痩せ細った顔。

明らかに人間とは思えなかった。

俺達は、そのまま車から少し離れた場所で、車の様子を窺っていたが、しばらく

すると、彼女達は、口惜しそうな顔をしながら、スーッと消えていった。

それを見て、俺は電話の向こうのAさんに聞いてみた。

あのさ。消えちゃったけど、もう大丈夫なのかな?

すると、Aさんは、

まあ大丈夫じゃないですか?

護符も身に付けてるんだし。

まあ、気をつけて帰ってください。

あっ、それと今回の謝礼は、後日話し合いということで!

それだけ言うと、電話は切れた。

その後、俺達は車に戻り、出来るだけ安全運転で帰路についた。

その道すがら、友人に聞いてみた。

あのさ、何故、俺が目配せした時、目が合ったの?と。

すると、友人が言うには、彼女達の姿が、どの角度から見てもルームミラーに

映らなかったのだという。

その後、話し合いの結果、Aさんに大量のケーキを奢らされた事は

言うまでもない。




Posted by 細田塗料株式会社 at 16:16│Comments(8)
この記事へのコメント
営業のKさん

本当、こちら福岡も良い天気ですよ。

う〜む・・・部活をサボって友達とキャッキャ、ウフフッですか・・・この新緑の季節に相応しい行動じゃないですか(笑

私なんて授業をさぼってラジオ三昧、学校ではあくびと居眠り・・・その影響か、口がでっかく、眼がちっちゃくなりました・・・清志郎さんの様に(笑

女子2名で懐中電灯も持たずに廃墟探索?・・・女子2名で懐中電灯も持たずに売却探索?・・・女子2名で・・・これ位で良いですか(泣

これを例えれば・・・紙もない、水も流れない、電気も点かない、しかも夏場で藪蚊が飛び回るトイレで○ん○をする様なもんですよね?
あり得へん!と思いきや・・・やはりそうでしたか(泣

それにしても、Aさんには何度も危機を救われますね。
因みに、どんなケーキがお好みなんでしょうか?
私はモンブランとチーズケーキが好きですよ・・・だから何?ですが(笑

くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年05月28日 19:26
Kさん、こんばんは。

いつもの事ながらいつものAさん、タイミング良く連絡をくれますね。Kさんの行動が読まれているから、たとえ霊とは言えナンパは控えた方が・・・ハハハッ!
やはり幾度も助けてもらっているのだから、Aさんのお礼にケーキの一年分位は安い物かもしれませんね(笑)

それでは、また次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年05月28日 19:45
Aさんとの出会いを知りたいです
Posted by 二階堂二千夏 at 2017年05月28日 20:09
K様

先日の娘さんのお弁当の件笑ってしまいました。手掴みでなかったことを祈ります 笑。

怖がりなので廃墟も肝試しもお化け屋敷も絶対に行きたくないのですが、Kさまとても勇敢ですね!今までたくさんの恐ろしい目にあいながらも、チャレンジ精神旺盛なところ、尊敬します(^-^)
Posted by おれんじ at 2017年05月28日 20:54
あのですね、見える者はなおさらそういう場所へは行かないのが普通なんですが。
貴方は毎度毎度、霊に支配されちゃってる。
A様ではく自称B?が警告いたします。

そういう場所へは、行ってはいけない!
Posted by はるた夏雲 at 2017年05月28日 23:56
k様
こんな今時の女の子が普通に出てきたら生きてる人間と霊の区別なんかつきませんわ。
幽霊も現世の流行のファッションチェックとかしてるんですかねー。
幽霊ですらおしゃれしてるのに私ときたら・・・・
Posted by ちんぱん at 2017年05月29日 20:35
ども、ショッカー戦闘員オスカーです。m(_ _)m
Aさんの察知能力と口撃は凄いですね〜。
私、思ったんですがKさんのお姉さんがAさんに知らせているのではないでしょうか?
ほら!Aさんとの初めて会った時に亡くなったお姉さんが守護霊として視えるって。

諸事情による中止…仕方ないですよね。残念です!手伝いたかった。
理由は、娘さんも声優を目指しているようで…実は私も声優になるよう一所懸命頑張ってます。(まだ事務所の生徒扱いですが)
企画がまた浮上したら、もう一度立候補します!
Posted by オスカー at 2017年05月30日 20:43
ハッキリと見える幽霊って凄いですね。

しかし毎回A様カッコいい。

一緒にスイーツブッフェ行きたいです!

因みに私は学生の時は帰宅部でした。

途中下車ばかりしてました。(笑)
Posted by ミニ子 at 2017年06月03日 21:49
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