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2017年06月02日

加賀市にあった巨大仏像で。

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、今日は涼しい1日でした。

涼しいというよりも寒い嫌いでしたね。

体調には、くれぐれもお気をつけください。

ちなみに、今日は仕事中に高校2年の娘から

電話がありました。

もしもし?

と出ると、

あっ、お父ちゃま?(頼み事がある時はいつもこの呼び方)

どした?急用か?

え?あっ、うん。急用と言えば急用なんだけどね。

だからどしたの?

うん。えーとね。

何かモジモジしてはっきり言わないので、

お父さん仕事中だから・・・・切るよ?

というと、小さな声で

お父ちゃま用に買ってあるアイス食べてもいいですか?

しばらく放心状態になりましたが、貴重なアイスなので、

ダメ~!

と言って電話を切りました。

しかし、帰宅すると、アイスはきれいさっぱり無くなってました。

どうせ食べるなら聞くなよ・・・・

というと、

あっ、一応礼儀として・・・・・。

だそうです。

これで演劇部の副部長って・・・・・・(涙)

それでは、今夜も遅い時間に書きたてホヤホヤの怖くない話

アップさせて頂きます。

どうぞ~!


これは俺が体験した話である。

昔、加賀市に巨大な仏像を擁したレジャー施設があった。

今は経営破たんしてしまい、廃墟と化しているのだが、巨大な仏像自体は

今も、その存在を誇示するかのようにその場所に立っている。

そして、これは俺が昔、まだその施設が営業中だった頃にその場所を訪れた

時の体験である。

その日は、日曜日で雨が降っていたと記憶している。

少し高めの入園料を払い、中へ入ると幾つもの建物に分かれている。

しかし、そのどれもが、中には仏像が並んでいるだけ、というもの。

一応、全て見て回ったが、特に興味を引く物も無かったので、そもそもの

目的である、巨大仏像へと向かう。

近くで見ると、その大きさに圧倒されてしまう。

しかも、その大仏は中が階段になっており、頭の部分にある窓から見える

景色は素晴らしいのだという。

そして、もう1つ、その巨大仏像には、怖い噂があった。

上っている途中に、必ず、幽霊と階段ですれ違うというのだ。

確かに、眉唾ものの話ではあったが、その頃、心霊スポット巡りを

趣味?としていた俺達にとっては、願ってもない?場所だった。

その日、参加したメンバーは、男2名、女2名の計4人。

最上部を目指して歩き始めたのは午後4時頃だったと思う。

歩き始めると階段は急であり、幅はあるのだが、上から降りてくる人もいるので

思うように進めない。

更に日頃の運動不足がたたってか上っている時間よりも休憩している時間の方が

長いのではないか、というペースになってしまう。

それでも汗をかきながらなんとか最上部まで到着。

そこから見る景色は夕暮れの町並みとあいまって、とても綺麗なものだった。

しかし、期待していた?幽霊とは結局すれ違う事はなかった。

そして、それを一緒に景色を眺めていた友人達に話すと、首を横に振った。

どうやら、彼らは上ってくる途中、明らかに人間ではないモノとすれ違っていた

というのだ。

それは人の服を着てはいたが、その動き、背丈、そしてその顔が明らかに

生きている人間のソレではなかったというのだ。

そして、それは、まるで上っていく俺達の顔を覚え込んでいるように、

じっくりと顔を覗きこみながら下っていったそうだ。

しかし、何故、そういうモノを見たのなら言ってくれないの?

と聞くと、

どうやら、見てしまった場合、それを下りる前に口にしてしまうと、今度は

下りの階段で、それらのモノに追いかけられてしまうという事らしい。

その話を知らなかった俺は、なんとなく納得してしまった。

しかし、それを話してしまったのだから責任を取れ、ということで、俺は

1人で最上部に残り、彼らが無事に下りたのを確認してから下りてきてくれ、と

言われてしまう。

もう時刻は午後5時をかなり回っており、俺達がいるその場所にもしっかりと

暗闇が近づきつつあった。

そんな時刻だったから、もう階段を上ってくる人もいないらしく、階段は

異様な静かさに包まれている。

だから俺は、そういうことなら早く下りてくれ、と頼む。

さすがに薄暗くなった階段を1人で延々と下りていくのは気持ちの良いものでは

なかったから。

それを聞くと、彼らは重い腰をあげ、ゆっくりと階段を降り始めた。

らせん状になった階段は、最初の頃は彼らの声がはっきりと聞こえていたが、

そのうち、何も聞こえなくなり俺は一気に心細くなった。

それから、どれくらいの時間が経過しただろう。

ボーっと階段を眺めながら座っていると、下から小さく声が聞こえる。

俺は立ち上がるのも面倒くさかったので、階段に腰掛けたまま、窓に向かって

叫ぶ。

もう下まで着いたのか?

すると、

いや、まだまだかかりそうだ・・・・。

と声が聞こえた。

そこでまたボーっとしながら時間が経過するのを待つ。

そして、5分くらい経った頃、もう一度下に向かって声を掛けた。

まだか~?

すると、

まだまだ~

と声が返ってくる。

仕方なく、また時間をつぶして待つ俺だったが、さすがに俺が座る階段も

足元が危ういくらいに暗くなってしまっていた。

そこで、俺は

もう下りるぞ~

と言うと、

まだだ~

と声が返ってきた。

しかし、もう待てない、と思った俺は既に暗くなってしまった階段をゆっくりと

下りだした。

明かり取りの窓から入って来る一人もすっかり少なくなってしまった階段は

俺が下りていく音だけがコンクリートの壁に共振していた。

さすがに怖さは否めず、ついつい下りていく速度が速くなってしまう。

そして、下り始めて1分くらい経った頃、ある事に気付く。

俺の足音とは違う音が聞こえてきたのだ。

俺が下りる音は、ジャリジャリという感じだったが、その音はまるで

裸足で下りて来るようなペタッペタッという音だった。

その二つの足音が、内部で混ざり合っていた。

そして、その音は明らかに俺よりも上から聞こえてくる。

気のせいか、と思った俺は一瞬、下りるのを止めて、その足音に聞き入った。

もしも自分の歩く音が共振しているだけだとしたら、俺が下りるのを

止めれば、その足音は聞こえなくなる筈だった。

しかし、その足音は、ずっと聞こえ続けた。

それどころか、俺が止まったのを知って、更に下りる速度を増したかのように

聞こえてきた。

俺の後ろから追いかけてきてるのか?

だとしたら、俺が最上部で待っている間、ずっと俺のすぐ傍に居たという

事なのか?

そう考えると、恐怖で居ても立っても居られなくなる。

俺は再び階段を下り出した。

しかも、自分でも訳が分らないほどの速度で・・・・・。

しかし、それでも上から聞こえる足音は少しづつ大きくなっていく。

実は階段を下りていく途中に休憩所のようなスペースがあったのだが、

そこに誰かが間違いなく立ってこちらを見ていた。

しかし、そんな事に構っている余裕も無い俺は、それを横目で見ながら

ひたすら滑り落ちるようにして階段を下った行った。

もうどれ位下った?

まだ地上に着かないのか?

頭の中ではそんな事ばかり考えていた。

すると、上から聞こえていた足音が一気に距離を詰める。

もう上というよりは背後から聞こえるような感じになっていた。

ぺチャぺチャと聞こえる足音が、はっきりと聞こえ生きた心地がしない。

俺はもう息があがっていた。

それはそうだ。

最上部から一回も休まずに猛スピードで階段を下り続けているのだから。

しかし、背後からは息づかいのようなものは一切聞こえない。

その代わりに、フフフという微かな笑い声が聞こえてくる。

もう俺と背後に居るモノとの距離は、1~2メートルといった感じだった。

俺は後悔した。

本当に追いかけられるなどと分っていたら、最上部で1人で待つ、などと

いう事は絶対にしなかっただろう。

しかし、もう後の祭りだった。

俺はある意味、覚悟していたのかもしれない。

だが、諦めてはいなかった。

もしも後ろから摑まれそうになったら、最後の力を振り絞って階段を

転げ落ちようとすら思っていたから。

俺の服の背中からチッと何かが擦れるような音が聞こえた。

捕まえようとして捕まえられないのか、それとも背中を触って恐怖心を

煽っているのかは分らなかったが、何かが俺の服の背中に擦れているのは

明らかだった。

もう背後から迫る足音と俺との距離は、階段2つ分くらいなのを感じる。

俺と背後の足音は完全に重なってしまっていたから。

もう無理なのか・・・・。

そう思いかけた時、突然階段の下から声が聞こえた。

おっ、やっと来た。もう少しだぞ~

それは下で待っている筈の友人の声だった。

最後の力を振り絞って階段を下り進むと、そこには笑っている友人の顔があった。

そして、もう背後から聞こえてきていた足音はすっかり消えてしまっていた。

どうやら、友人の1人が、俺の到着があまりにも遅いのを心配して、階段を

上ってきてくれていた。

完全に息を切らし声にならない声で俺は友人に聞いた。

ありがと。

でも、お前らなんであんなにゆっくり降りたの?

何回聞いても、まだだ、まだだって・・・・。

すると、友人が答えた。

俺達は、かなり短時間で下りたよ。

それに、まだだ・・・なんて一言も言ってないよ・・・・と。

この大仏は今も加賀市に実在している。




Posted by 細田塗料株式会社 at 23:21│Comments(7)
この記事へのコメント
どちらがメインの話かわからなくなりました。
怖くない話がメインと言いながら実は娘さんの話をしたいだけのデレデレオヤジのブログじゃねーかー。明日からもう読まないぞ~(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

・・・嘘です・・・
明日は日曜なのでおやすみで読めない、が正しいですね。
Posted by はるた夏雲 at 2017年06月02日 23:45
Kさん、こんばんは。

お嬢さん可愛いですね、結局食べてしまうのにわざわざ電話を掛けてくるなんて。
きっと黙って食べて後々Kさんの、鬼のような恨めしそうな形相を見るのが怖かったのでしょう。(笑)
本日の一言 ”食べ物の怨みは恐ろしい!”

それでは、また次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年06月03日 01:08
営業のKさん

昨夜から今朝にかけては肌寒かった福岡ですが・・・出先の熊本、今現在の福岡は暑いです。
明日も仕事で熊本に出掛けますが、暑そうです(汗

結局、アイスは食べられちゃった訳ですね(笑
そうですね・・・だったら、抹茶アイスの空容器に山葵を詰め込んで、冷蔵庫にアイストラップを仕掛けたらどうでしょうか?
以前、我が母が言ってましたよ・・・私が何時までも母乳を欲しがるから、乳首に山葵を塗って対応したら、その後は、わっはっはっはっ!・・・と(笑

巨大仏像ですか・・・久留米市の成田山には確か、高さが62メートルの観音様が建っていて、階段なのかは知りませんが頭部まで登れるはず・・・ただ高所恐怖症の私には、縁のない事ですが(笑

「ま〜だだよ」とかくれんぼ、階段駆け降り鬼ごっこ・・・完全に持て遊ばれてますね(泣
何はともあれ、ご無事で何よりです。

くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年06月03日 14:49
k様
仏像のようなありがたい所にも幽霊っているんですねー
仏像さん幽霊が中にいて腹痛とかおこさないのかしら...
Posted by ちんぱん at 2017年06月03日 19:41
ほらねアイスが犠牲になったじゃないですか
Posted by よだれ at 2017年06月04日 02:23
そういえば…かの昔、私が子供だった頃、覚えがあります。
自分でもそう霊感がないと思ってましたが身体が自然と拒否しただけなのか?
あの加賀温泉駅あたりからあの仏像を見た瞬間、勝手に眉間にシワが出来てうわっ、よくないのではないかと思いましたが、
そう思ってる最中に自分の口が勝手に、無意識に動きました。
「あんな仏像の中をビルみたいにして絶対大丈夫じゃないやろ…」
と…
階段を下っている方々は何者なんでしょうね…。
こんな事を感じる人間が行くともっと大変な目にあったかも知れません。
おー怖!
無事にご帰宅できてよかったですね!
娘さんにはもう一つアイスを買っていきましょう。
Posted by よだれ at 2017年06月04日 02:55
千葉県にも東京湾観音と言う

心霊スポットがあります。

3回行こうとしましたが

何故か必ず道に迷って、行けない場所なのです。

行った友人は帰りに事故にあい

買ったばかりの車を駄目にしてしまいました。

まぁ命があっただけマシだったのかな。

因みに我が家では、人の食べ物を食べたりしたら

無事では済みません。

心霊より怖いです。(笑)
Posted by ミニ子 at 2017年06月04日 06:40
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