2017年06月17日

寝室での怪異

サインディスプレイ部 営業のKです。

今日は仕事でした。

昨夜は仕事関係の商社さんと片町でした。

午前2時まで飲んでしまい、辛い1日になりました。

ところで、今日仕事から帰宅すると、娘がリビングの

フローリングの上をゴロゴロと移動している。

何してんの?

と聞くと、

お昼にお母さんとしゃぶしゃぶを食べていったら

食べ過ぎてしまって・・・。

で、体にも熱がこもっちゃって・・・・。

だから、冷たい場所を探して移動してるの!

と返してくる。

え?あんた達、お昼からそんなご馳走食べたの?

お父さんは、コンビニのファミチキ1つだけだったのに・・・。

そう言うと

あっ、そうなんだ。大変だね。うん。

でも、ファミチキも美味しいから良いじゃん・・・・。

と言い放ち、また冷たい場所を探しながらフローリング

の上をズルズルと移動していた。

こんなので、彼氏なんて出来るのだろうか?

まあ、知ったことではないが・・・・。

それから、

あっ、そういえば、誕生プレゼント、テーブルに置いてあるから、と

言われたので、急いで見てみると、過去にも何度ももらった記憶がある

手書きのマッサージ券が5枚置いてある。

よく見ると、1枚につき、5分という制限時間が書かれている。

あの~、去年より更に時間が短くなってないか?

と聞くと、

まあ、年齢と共に体力が衰えてきているので・・・・

との答えが返ってきた。

というか、お前、まだ16歳のはずだが?

しかも、過去に貰ったマッサージ券を提示しても、忙しいとの

理由で一度もマッサージをしてもらった記憶が無いのだが・・・。

最近、娘の性格が面に妻に似てきているのが恐ろしくもある。

ということで、2日間休みましたが、またアップさせて頂きます。

怖くないと思いますがどうぞ~!



これは俺の友人が体験した話。

ちなみに彼ら夫婦には子供はおらず、一戸建てに夫婦2人だけで住んでいる。

そして、

彼はその晩、嫌な汗をかいて目が覚めた。

肌はじっとりと汗ばみ、寝室の空気も何故か息苦しい。

横を見ると、ベッドには彼の妻の姿がなかった。

どこにいったのか?

彼は寝ぼけた頭でボーっと考える。

すると、階下から物音がする。

どうやら妻はトイレに行っているようだ。

彼は安心して目を閉じた。

すると、階段をゆっくりと上ってくる音が聞こえてくる。

そして階段を上りきると、ゆっくりと寝室のドアが開き、そして

静かに閉まる音が聞こえた。

そして、妻のベッドの中へゴソゴソと入っていく音が聞こえた。

戻ってきたのか・・・・・・。

彼はそう思い、安心してもう一度眠りに就こうと布団をかぶった。

その時、彼は大切な事を思い出す。

妻はその日から2泊3日の日程で会社の慰安旅行に出掛けている。

そして、彼が帰宅してからも、妻の旅行先である沖縄から電話があり、

5分ほど話をしていた。

その時の事が鮮明に思い出された。

そして、彼はハッとして眠ろうとして閉じていた目をゆっくりと開けた。

それでは、先程から聞こえていた一連の音は何なのか?

1人で留守番している家に誰か他の者がいるというのか?

そう考え出すと、一気に恐怖が込み上げてきて、背中を冷たい汗が流れるのが

わかった。

泥棒なのか?

だとしたら、何か武器になる物を探さないと・・・・。

その時、ちょうど妻のベッドに背を向けるようにして寝ていた彼は、目をつぶり

寝室に置いてある家具や備品を必死に思い出した。

すると、趣味で音楽をしている彼はいつでも弾けるようにと、いつも部屋の端に

エレキギターを1本スタンドに立てかけている事を思い出す。

大切なギターだけど命には代えられないな。

それに、エレキギターなら固くて重いから十分武器として使えるだろう。

そう思った彼は、背後に気を配りつつ、一気にベッドから抜け出して

立てかけてあるエレキギターの方へと走り寄り、それを手に持った。

そして、一気に身を翻し、身構えた。

だが、彼はその時、拍子抜けしてしまう。

彼の予想では、そこには泥棒が彼を襲おうと構えている筈だったのだが、

その時、彼の目に飛び込んできたのは、いつものように隣のベッドで

眠っている妻の姿だった。

彼に背を向けて寝ている妻は、布団から見えるのは髪形と布団越しに見える

シルエットだけだったが、それは紛れもなく妻のものだった。

だから彼の頭の中はかなり混乱してしまう。

妻は間違いなく今夜は旅行で不在であり、寝る前にも、楽しそうに話す

沖縄に居る妻と電話で話した。

しかし、目の前でスースーと寝息を立て、横になっているのも紛れもなく

妻であったのだから。

彼は思案した。

もしかしたら、何か急用が出来て、妻は沖縄から帰ってきたのかも?

しかし、妻と電話で話したのは、ほんの3時間ほど前。

それに、そんな夜中に飛行機など飛ぶはずもなかった。

どれだけ考えても、彼には現状を的確に説明できる理由が見つからなかった。

だからといって、このまま再び眠りに就く気分には到底なれなかった。

だから、彼は、妻を起こさない様に、静かに部屋の入り口まで移動し、そして

部屋の明かりを点けた。

部屋の中はシーンと静まり返り、明るくなった部屋とは対照的に、異様な気配がした。

それでも、彼はゆっくりと妻のベッドに近づき、そしてゆっくりと妻の布団を

めくってみる。

すると、そこに寝ていたのは紛れもなく彼の妻だった。

彼はホッと胸をなでおろし、優しく妻の体を揺さぶった。

すると、妻はすぐに起きて眠そうな顔で彼を見て、こう言った。

どうしたの?

すると、彼は優しくこう言った。

どうしたの?じゃないだろ。

慰安旅行はどうしたの?

すると、妻は、体を少し起こしながら、こう言った。

なんか、体調が悪くなってしまって・・・。

だから、沖縄行きの飛行機には乗らなかったの。

電話で話したのは、貴方をびっくりさせようかと思って・・・。

でも、帰宅したら凄く眠たくなって、そのまま寝ちゃって・・・。

ごめんね。と。

それを聞いて彼も安心し納得した。

それで、

謝る必要無いよ。

眠たいんだろ?ぐっすりおやすみ。

そう言って妻に再び布団をかける。

すると、妻は、怖い夢を見てしまったから、一緒のベッドで寝てもいい?

と聞いてきた。

彼は、勿論!と答えると、妻を彼のベッドに招きいれた。

ベッドに入ると、彼の妻は安心したのか、すぐにスースーと寝息を立てる。

それを見て、彼も急に眠たくなってしまい、そのまま深い眠りに就いた。

それからどれくらいの時間が経過したのだろうか。

彼は、線香のような匂いで目が覚める。

そして、寝室の中は、うっすらと靄がかかったようになっている。

時計を確認する。

時刻は午前4時をまわっていた。

あいかわらず背中には寝ている彼の妻の体が寄り添っている。

しかし、それは異様に冷たかった。

彼の背中に当たっている妻の体からは体温という物が全く感じられない。

彼は、その時再び恐怖に駆られてしまう。

今、彼の横で寝ているのは、本当に彼の妻なのか?と。

そこで、彼は妻を起こさないようゆっくりと体を妻のほうへと向ける。

彼は心臓が止まるかと思った。

そこに寝ていたのは妻ではなく、見知らぬ老婆だった。

白髪がかなり抜け落ち、ガリガリに痩せ細った顔に目だけが異様にギラギラ

していた。

そして、体からは強烈な線香の匂いがしている。

そして、その老婆が、まるで彼が振り向くのを待っていたかのように、

ニンマリと笑い、彼の顔を見つめていた。

彼はまるで蛇に睨まれたカエルのように身動き出来なくなってしまう。

それは金縛りというものではなく、明らかに生死の境にいる恐怖から

くるものだった。

彼は瞬きする事も出来ず、そのまま老婆と至近距離で見つめあう事になる。

1人じゃ寂しいだろ?

あたしも寂しくてね~

そう言ってゲラゲラと笑う老婆。

そして、次の瞬間、老婆の手が彼の右胸の辺りをまさぐる。

最初、何をしているのか、全く分らなかった。

しかし、それはすぐに激痛となって彼に悟らせる事になる。

どうやら、老婆は指を肋骨の間から突き入れて心臓を握りつぶそうと

しているようであった。

普通なら在り得ない事であり、出来る筈もないのだが、その激痛が

それが可能である事を証明していた。

一緒に行こうかね~

その言葉を聞いたのを最後に彼は、もう死ぬのか、と思いながら意識を

失ってしまう。

それから、彼が次に目を覚ましたのは、既に正午に近づいた時刻。

ハッと目が覚めた彼は、慌てて周りを見渡した。

彼はいつものように寝室で寝ている。

妻はおらず、一人ぼっちで・・・。

だが、それ以外はいつもと変わらぬ光景だった。

彼は夢かと思ったのだが、とっさに服を脱ぎ、右胸を確認してみた。

そこには、細い何かが食い込んだような痕がアザとなって残っていた。

やはり夢ではなかったのか?

彼は一気に血の気が引いたが、何より妻が心配だったので、急いで妻に

電話をかけると、電話の向こうからはいつもの元気な妻の声が聞こえてきた。

どうしたの?

と聞いてくる妻に、彼は昨夜起こった事を話す事は出来なかった。

その後、その話を彼から聞いた俺は、いつものように、霊能者Aさんに

尋ねてみた。

謝礼として、喫茶店でチョコレートパフェを奢らされながら・・・。

こんな事があったんだけど、彼は大丈夫なのかな?と。

すると、Aさんは、相変わらず興味なさそうにこう答えた。

ただの老人の霊のいたずらですよ。

本気だったら死んでますから。

だから、その夜だけだと思います。

もう来ないから、安心しろって言っとけばいいと思いますよ。

それにしても、Kさんの友達は気が弱いというか、気迫で霊を追い払おうという

気概のある人って居ないんですかね。

まあ、Kさんを見ていれば何となく分るような気がしますけどね。

と言って、笑っていた。

気迫で霊が撃退できるのは、あんただけだろ?

と思ったが、当然口にはしなかった。

やはり俺にとっては悪霊よりもAさんの方が恐ろしいのかもしれない。

ちなみに、その後、彼の家では怪異は起こっていない。

その家は、金沢市南部の閑静な住宅街に建っている。




Posted by 細田塗料株式会社 at 19:50│Comments(12)
この記事へのコメント
K様 こんばんは!

はじめまして!今年の4月から通勤時に読んでます。夜は、酔ってる時に読んでます笑
コメントは全部読んでからと自分ルールがあり、初コメントが今日になりました。
常連の皆様のコメントもいつも読んでいて、勝手に仲間意識が芽生えてます笑

うちの奥様の両親が石川県出身で石川県と縁ができました。今年のお盆も河北郡に行きます。
片町で1人で飲みに行くのが夢です。

長々と失礼しました。これからもちょくちょく体験談含め、コメントしたいと思います。
Posted by 千葉県ON11 at 2017年06月17日 20:21
営業のKさん

雨が・・・雨がふりませんね、の福岡です。

この3年間、欠かさず朝夕にご飯を食べに来ていた外猫(名は短足)が、3日も姿を見せません。
頭が良くて、喧嘩にも強く、私にもお腹を見せず、決してゴロゴロと媚びなかった孤高の猫、大好きでした・・・何処かの優しい人に面倒を見てもらっている事を希望して(泣

マルちゃん製麺の野菜タンメンと塩おにぎりが昼飯の私が言いますよ・・・昼間からしゃぶしゃぶ?そして床でゴロゴロ?・・・そんなんじゃ手足が退化してツチノコになっちゃいますよ(笑

何ですか〜秘伝である、隠し剣鬼の爪の使い手、または北斗神拳の継承者の婆さんですか(泣
その方のご無事が何よりです。

それでは、くれぐれもご自愛下さい。
そして、次回も怖くない話しを楽しみにしております。
Posted by 中西 at 2017年06月17日 20:28
Kさん、こんばんは。

お父さんは大変ですね、昼メシもそこそこなのに家族は・・・ でも、夜は飲みに行ってストレスを解消しているので、チャラかなと思う時があります。(笑)
私も子供の頃食べ過ぎて身体が火照った時は、畳や床の板の上を転がって身体を冷ましていました。結構気持ちいいですね。
昨日の昼メシ、私もファミチキでした。但し、レタスサンドも付けましたが。

お話の老婆の霊、いきなり顔を合わせたら大ショックですね。しかも息がかかる距離で、たぶんその友人の方はトラウマで、奥さんと同じベッドで寝れないでしょうね。
せめて可愛い女の子であればなんて。
それにしても、いたずらの度を越したバーサン霊だ。

それでは、また次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年06月17日 20:39
K様毎日怖い怖い怖いと思いながらついよんでしまいます。体調には気をつけてください!
僕はまだ高校生ですけど塾の先生と一緒に京都の怖いとこいこってめっちゃさそわれます。
k様の話読んでるのでいかないんですけどね。質問ですが御守りってどれを京都やとどこで買うのが一番効くのですか?
Posted by みねらかづら at 2017年06月17日 20:45
K様
娘さんのマッサージチケットひどい・・・
来年は有効期限3日の追記がありそうですね。
それにしても老婆の霊、救いを求めるならともかく悪戯なんかで来られたらたまらない。生前の性格も悪かったとか。老婆霊はちょっとしたサプライズのつもりかも知れませんが。
安定のA様 娘さんとA様会わせたら愉快な展開になりそうですね へへ
Posted by ちんぱん at 2017年06月17日 20:59
K様HAPPYbirthday\(^o^)/

お近くに居たら揚げたてのファミチキ

毎日プレゼントしたいです‼

ご友人のお話。怖いと言うより

気持ち悪いですね。

最愛の奥様の姿を騙る老婆の悪霊。

ご友人が無事で良かったですが

二度と来ないで欲しいですね。

しかしAお姉様はいつでもイケてますね。

キャットウーマンみたいな感じを

イメージしております。

鞭をフリフリ悪霊を退治する。

Aお姉様の活躍話、楽しみにお待ちしております。

K様、気温差が激しいですので、お身体お大事になさって下さいね。

夏はディズニーでずぶ濡れになるミニ子よりハハッ
Posted by ミニ子 at 2017年06月17日 21:25
おひさです。
完全週休2日制にしないと労基法違反になりますよー会社ブログですから、なんちゃって。
お嬢がママに似てきた?じゃあ、将来の旦那様はK様に似ていればリコン問題はないってことですね。
・・・しか読み取れませんでした。
Posted by はるた夏雲♪埼玉は晴れだった~ at 2017年06月17日 21:28
娘さんの話はほのぼの系でいいですね。我が家の高3の娘は……一言言えば機関銃のように言い返す。グリーンピースをみて「のんでピーマン入れる」と切れる。森のクマさんの歌の歌詞を堂々と間違えて歌う。花咲く森の道~を鼻くそですよ!
話はかわって友人さんはベットで老婆の寝てしまったんですか?自分の立場で考えたら旦那じゃなくて幽霊の老爺が寝てるんですからね~想像しただけで怖いよりキモいです
Posted by いなばっち at 2017年06月18日 10:22
娘さん‥笑わせて頂きました。使用不可能なマッサージ券(笑)
それにしてもイタズラですか、痛みと恐怖を与えるなんて一回限りでも嫌ですね。
Kさんにお詫びなんですが、この前午前中にコメ送ろうとしてフリーズして送信できず、午後に再チャレンジコメして‥コメ2連投してしまい(笑)すみませんでした。
次のアップ楽しみにしてます。
Posted by tomoaaa24 at 2017年06月18日 11:07
いつも楽しく(恐ろしく)読んでます。
似たような経験あります。でもいつも、いるわけないかと思い、そのまま寝てたんですが、この話読んで恐くなってしまいました…。
でも次もきっと睡魔には勝てず、そのまま寝ると思います。 

次回も楽しみにしてます!
Posted by たまひろ at 2017年06月18日 12:00
こんにちは。Kさん
毎日過去にも遡ってコツコツ読んでおります。
ただし昼間限定!(笑)何回夜になったら、読んでた時のイメージ映像が脳裏によぎり、いかんいかん明日は読むの止めようと思うのですが…

皆さん同じ気持ちで読んでるんだってわかって嬉しくなりました(笑)頑張ります…え?(笑)

思い出したら、ばぁチャンが亡くなった時、火垂るの墓で有名な大きな墓地で1人遺体安置で夜通し留守番をしていたのですが、
霊からすれば、たまたま、まな板の鯉状態だと言われてる状態だったんですね私…(断食とか超睡眠不足とかは取り憑かれやすいと聞いて)
でも、なーんにも起きなかったんで、大丈夫ですな。うん。
Posted by メチャ✩ at 2017年06月18日 17:13
Kさんこんばんは
最近は冒頭の娘さんの話しをメインで楽しませてもらってます(笑)
しっかし、理由も無く単なる悪戯感覚で出て来られたらたまったもんじゃないですよ!(怒)
身に覚えが無く同じ様な経験したら「わりゃーふざけんじゃねー!消えろや!!」って言えるかも?しれない…
あっ、いや、、絶対に経験したくはありません(泣)
この友人さん、浮気癖とかあったのかなぁ???
それで奥さん側の守護霊さんが警告に現れたとか?
それなら納得いきますが(*´Д`)
Posted by T at 2017年06月18日 23:36
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