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2017年06月20日

絶対絶命のAさん(前編)

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、こんばんは

とりあえず、今回はAさんが主役のお話です。

少しサスペンスタッチで書いてみました。

というか、なんか長くなりそうなので、とりあえず

前編をアップして、私はその続きを書きます。

近日中に、続きはアップさせて頂きます。

それでは、どうぞ~!



最近、やたらとAさん人気が高い様なので、今回はAさんに無断で

過去にあった話を書こうと思う。

強気な発言しかしない、悪魔(天使)のようなAさんだが、過去にはとんでもない

体験をしている。

以下が、その内容である。

Aさんには妹がいる。

異母姉妹というやつなのだが、とても仲が良く、2人とも社会人なのだが、

時間が合えば、いつも2人で買い物に行ったり旅行に行ったりしているらしい。

一度、飲み会の席にも連れて来た事があるのだが、Aさんとは違い、低姿勢

且つ、礼儀も正しく、本当に姉妹なのか?と思ったほどである。

ちなみに、妹さんには霊感の類は備わっていない。

ただ、霊を引き寄せてしまう体質なのだと、Aさんは言っていた。

そんなある日、俺は珍しい場所でAさん姉妹と偶然鉢合わせする。

そこは、富山県の某お寺であり、俺がいつも護符を貰いに行っている場所。

そんな場所にAさんは、妹さんと一緒に訪れ、何やら深刻な顔をしていた。

だが、俺の顔を見ると、そそくさと帰ろうとする。

俺が、

こんな処に妹さんを連れてきて何してるの?

それにしても、俺の顔を見るなり帰ろうとするなんて、露骨すぎるんじゃない?

と言うと、

いえ、話はもう終わったので・・・・。

話が終わったから帰るだけですから・・・・。

そう返してきた。

俺はいつものように冷たい言葉を掛けられるだろうと予想していたので、完全に

拍子抜けしてしまう。

それでも、Aさんのとてつもなく深刻な顔を見て、更に妹さんの様子を見た時、

何やら大変なことが起こってるのではないか、と感じてしまう。

それは、あれだけ明るく礼儀正しい妹さんが、俺のことには目もくれず、ただ

ひたすら俯いてブツブツと独り言を言っていたから。

そして、妹さんの顔自体も、以前見た時とはまるで別人のように、目が釣りあがり

目がギョロっとし、とても怖い顔になっていたから。

だから、Aさん姉妹が帰った後、お寺の住職に聞いてみた。

Aさん、どうしたの?

すると、

言わないよ。Aさんにお前には絶対に言うなって言われてるから。

それに、お前に言っても、どうにもならない事だから・・・・。

だから、そっとしておいてあげるのが一番だな。

そう呑気に言った住職の顔もかなり険しい表情だったのを俺は

見逃さなかった。

だから、俺は更にしつこく食い下がってみる。

あのさ。

俺は今までAさんには色々と助けてもらってきたんだよね。

だから、もしもAさんが何か災いに巻き込まれてるんだとしたら、

何とか力になりたいんだよね。

そういう気持ちって間違ってる?

すると、住職は、困った顔でこう答えた。

うーん。気持ちは分るけど。

でもどうしようもない事なんて世の中には沢山あるだろ?

それに、俺が何の力にもなれそうもない、と断った位なのに、お前が

どうやって力になれるっていうの?

勿論、俺だって、力になれるタイミングが来るのだとしたら、どんな事を

してでも力になるつもりだよ。

でも、今はその時じゃない。

それに今動けば、Aさんの思いを台無しにしてしまうんだよ。

そう言われてしまい、俺は言葉が見つからなくなった。

それから、自宅に帰ってきたのだが、どうしても気になってしまう。

ただ、住職の言っていた言葉を思い出し、何とか自制の日々を送った。

そんなある日、突然Aさんから電話がかかってきた。

俺は無理に元気な声で

どうしたの?

久しぶりだね。

元気にやってる?

という社交辞令的な言葉を話した。

すると、電話の向こうのAさんの声は、かすれている様に疲れきった声だった。

そして、小さな声でこう言った。

突然、申し訳ありません。

実は、色々と事情がありまして・・・・。

私がKさんに渡した護符とか御守りとか、それ全部燃やして処分してください。

出来る事なら、私とKさんを繋いでいるもの全てを燃やしてください。

これから私は、すこし大変な事をしでかしちゃうと思いますから。

だから、これは、Kさんに被害が及ぶのを防ぐ意味でお願いしてます。

詳しい事は、絶対に話せないので勘弁してください。

Kさんの性格なら、今もの凄く聞きたいと言う衝動に駆られていると

思いますが、どうかお願いします。

でも、Kさんには、強い守護霊さんがついてるから、きっと大丈夫です。

それから、これは他の誰にも言わないでくださいね。

約束ですよ。

そう言われて、俺は、やはり黙っていられず、

あのさ、ちょっと・・・・・

と聞こえとすると、電話は勝手に切れてしまい、それからAさんにかけなおしても

もう繋がる事はなかった。

そして、俺は電話が切れた後、考えてみた。

大変な事をしでかしちゃう・・・ってどういう意味なんだ。

そして、妹さんの様子や住職の話から、これは間違いなく、霊的なものだと

思えるのだが、そうだとすると、あのAさんをあそこまで追い詰める相手って

一体何なのか?と。

だから、俺は知っている限りの霊能者さん達に、連絡をとった。

すると、その全ての人の所へAさんは相談していた事が分ったのだが、その誰もが

Aさんの相談を断っていた事がわかった。

そして、その全員に、俺は聞いてみた。

一体何が起こっているのか?と。

しかし、誰も答えようとはしなかった。

それは、俺が話を聞くと、その災いの中に俺までもが巻き込まれてしまうからだ、と

言われてしまった。

そして、他には

相手が悪過ぎるよ、とか

まだ死にたくないから・・・・

そんな断片的な言葉だけが返ってきた。

俺は、自分に霊的なものと対峙するだけの霊能力が無いという事実を恨んだ。

そして、Aさんの無事だけを祈りながら日々を過ごした。

すると、前回の電話から1週間が過ぎた頃、またしても突然、Aさんから

電話がかかってきた。

俺は、受話器に向かって

今どこなの?

無事でいるの?

とまくしたてた。

すると、受話器の向こうから、Aさんがこう言った。

ちゃんと、全部燃やしてくれましたか?

元気な声で電話に出たということは、そういうことですよね。

良かった。安心しました。

もしも、また会えたら、今度は特大のチョコパフェをおごってくださいね。

その声は、力も無くとても小さな声だったが、それは声が小さいというだけでなく、

何かとても遠い場所にいる様な感じがした。

それに、声にエコーがかかり反響してとても聞き取り難かった。

だから、俺は再び、

だから、今どこにいるの?

今すぐ助けに行くからさ!

と言ったのだが、

Aさんは、

今まで本当にありがとうございました。

とだけ言うと、またしても電話は切れてしまった。

急いでかけなおしたのだが、またしても繋がらなかった。

俺はとてつもなく嫌な予感がした。

それと同時に、なんとも言えない恐怖に襲われてしまう。

それが、今Aさんと電話したのが原因である事は、俺が一番よくわかっていた。

そして、それから俺は2日間ほど高熱が出て寝込んでしまう。

今まで体験した事も無い程の高熱にうなされながらも、

このまま生霊としてAさんを助けにいけたら・・・・

そんな事を考えていた。

そして、熱が下がった俺は、友人からの電話でとんでもない事実を知る。

Aさんが、1週間以上、行方不明だというのだ。

俺は急いで富山県のお寺に行くと、住職が暗い顔で出迎えてくれた。

この寺の護符も効かなかったか。

高熱でうなされてたんだろ?

まあ、無理も無いよ。

あれだけ深入りしておいて、この程度ですんだのだから、Aさんに感謝しないとな。

そう言われ、俺は

そうなんだよ。Aさん、行方不明なんだよね?

どうにか出来ないの?

っていうか、他の知り合いの霊能者達も皆、完全にビビッてしまってて・・・。

あんたも、このままで良いの?

と住職に食ってかかる。

すると、住職は強い口調でこう言った。

お前が、他の霊能者にも電話して色々と探ったり協力を求めたりしてたのは

知ってるよ。

だも、誰も力を貸してくれなかっただろ。

同然だよ。

あいつらが束になってかかっても、歯が立つわけも無いんだから。

無駄死にしても、しょうがないだろ。

あいつら、みんな本物の霊能者だから、今度の相手が、ヤバ過ぎて何の力にも

なれないって事を知ってるんだよ。

だから、負けると分ってて、力になりますなんて言うわけが無い。

なによりも、Aさんが、それを望んでいない筈だから。

そう言われ、俺はまたしても言葉を失う。

それでも、何とか搾り出すように、こう聞いてみた。

わかったけどさ。

でも、今、Aさんはどうしてるの?

生きてるんだよね?と。

すると、

ああ、まだ生きてるよ。

でも、時間の問題かもな。

相手を完全に怒らせてしまったんだから。

今、彼女は、暗い地の底に沈められてる。

何も無い無の世界。

そこで死を待ってる・・・・。

そう言われ、俺は自分の無力さが情けなくてたまらなくなった。

そして、俺よりも悔しそうな顔をしている住職の顔を見ると、もう何も

言えなくなってしまった。

そして、自宅へ帰り、少しでもAさんに元気を届けたくて、以前、Aさんの

バンドとジョイントライブをした時、Aさんが一番好きだと言っていた曲を

ギターで爪弾いた。

そして、最後まで演奏できるか、と思った、その時、突然ギターの弦が切れた。

俺はしばらく放心状態でいたのだが、そのうち、もの凄い怒りが込み上げてきた。

この曲も、Aさんとの繋がりを示す事になるのか?

だから、そいつが弦を切って弾けなくしたというのか?

好きだった曲を贈る事すら出来ないのか?

もしも、そうだとしたら、Aさんを死の淵に追い込んでいるのは、とてつもない

大きな相手などではなく、とても器の小さい相手に思えてきた。

俺の心から、未知の相手に対する恐怖がどんどん小さくなっていった。

今、俺に出来る事は?

俺はギターを置き、必死に考えた。

そして、導き出したのは、Aさんを超えるような、霊能者を集めること。

しかし、普通に考えれば、また断られる事は明白だった。

どうすればいい?

俺は必死に考えた。

すると、突然、玄関のチャイムが鳴った。

俺は慌てて玄関に向かい、ドアを開けると、そこには意外な人物が立っていた。

以下、後編につづく。




Posted by 細田塗料株式会社 at 22:02│Comments(13)
この記事へのコメント
Kさん再びこんばんは
Aさんのお姉さんもかなり危ない霊に憑りつかれてましたよね、、、
今回はAさんのかなりヤバイ話ですが(汗)
続編楽しみですが、意外な人物って?
バンドのメンバーさん?Aさんのお姉さん?とか・・・
それくらいしか思い浮かびません…
くれぐれもお身体大事にして下さいね。
Posted by T at 2017年06月20日 23:05
k様
k様の命の恩人のA様
何があったのです??
私は心が乱れます。
何かできる事があれば次回に載せて下さい。
霊感ゼロですが毎週座禅会で般若心教唱えているのでA様に向かってオンチな読教(ふりがなつき)位はできるのですが・・・
ここにコメントしてる仲間達でできる事はないのですか??
A様の事だから簡単には負けないと思うけど我々がが応援してる事を悪霊に解らせる必要があります。
霊感なくても思いのパワーでは負けないぜ!!
Posted by ちんぱん at 2017年06月20日 23:12
こんばんは。
意外な人物・・・お嬢・・・しか浮かばない。

なんか今日はぎゃらり~が少ないですねぇ。
K様の気力が萎えないよう、常連さんフォローお願いいたしま~す♪
どうやって何書いたらええの?でカタマってるんでしょうけど。ひょっとしたらそれ、霊障・・・なわけないか(^o^;)
Posted by はるた夏雲 at 2017年06月21日 00:07
Kさん、こんばんは。

Aさんの危機、読んでいて息詰まるまでのスリルとサスペンス、何とか無事だったのでしょう。
相手が悪いと言うことは神様系ですかね、達の悪い悪霊なら優秀な霊能者が束になって掛かれば、何とかなりそうな気がします。

それでは、また次のお話を楽しみにしています。
Posted by TO at 2017年06月21日 00:16
毎日一、二話寝る前に読んで楽しませていただいています
でも沢山あってまだまだ読み切れません
こちらのサイトは、いままでで読んだどんな話より怖くて楽しめます
とても文才があって、読みやすく、登場人物も魅力的で、
ストーリーも引きこまれる面白さがあります
毎日こちらを訪れ、日常を忘れて過ごす私の楽しみの時間になっています
ありがとうございます
Posted by まな at 2017年06月21日 10:02
Kさん、こんにちは。
お体のほうはいかがでしょうか?体調がよくなるよう遠い異国の地からお祈りいたします。

私の好きなAさんのお話、ありがとうございます♪
そして、最近のお話にはAさんタグもつけていただいて嬉しい限りです♪

今までこちらのブログのお話を怖いと思いながら読んでおりましたが、最近は憤りというかなんというか、そんな何百年も怨念を持ってなんの関係もない人を巻き込んで傷つけるモノの存在に怒りを感じるようになっています。もちろん、そんなの感じたってどうにもならない相手なんでしょうけど、ほろ酔いなのもあり(こちらは夜です)一人キーッ!!と怒り狂ってます。
意外な人物はAさんかな??過去のお話とのことなので、Aさんのいつもの毒舌でそんなモノ蹴散らしてやってほしいです!!

関係ないですが、最近父からきたLINEは、「かっぱ寿司の食べ放題がYoutubuに出てるよ」でした。一人娘が異国の地で頑張っているというのに、ほかに聞くことはないのだろうか…。

中西さんのところのモモちゃんも体調が良くなることを祈ってます。

これからもお話、楽しみにしております。
(オフ会も楽しみにしております)
Posted by 北米 at 2017年06月21日 11:57
Kさんこんにちは!
Aさん主役ありがとうございます。
体調を気遣いつつも、早急に後編更新待っちゃってます。
KさんとAさんのお互いを想い(信頼)あってる感じが素敵です。
Posted by tomoaaa24 at 2017年06月21日 12:55
続きどきどきわくわく
ですが!

あっという間にAさんにバレて
こっぴどく怒られて
甘くておいしいものや
ちょっとお高めの
あれやこれやおいしいものを
ご馳走させられていることと
思うのでした

繋がりが深ければ深いほど
太ければ太いほど
力になれないことが
もどかしいものですよな
AさんもKさんも
そしてそれも縁やし
Posted by ろくがつ at 2017年06月21日 14:45
Kさんこんにちは
体調はいかがですか?
沢山の読者さんが期待している続編、無理なさらず近日中のUP期待してます(^^)/
あっ、決して無理をなさらずに(>_<)
 昨日はあえて書きませんでしたが、一番意外な人物ならAさん本人ですかね(゜o゜)
と、勝手に想像して一人で盛り上がっています(笑)
Posted by T at 2017年06月21日 16:55
営業のKさん

正真正銘の梅雨の晴れ間・・・今日は曇りのち晴れ、爽やかな風が吹く福岡です。

命も省みず、その信念を貫き風上に立つ・・・まるで武士道の様ですね。
様々な危機を乗り越え、陽と陰そして表と裏を眼に焼き付けて来られた・・・だからこそ、いつでも覚悟が出来るのでしょうか・・・Aさん・・・ほっ、惚れてまうやろ〜!

この場をお借りして
>北米さん

声援、ありがとうごさいます(泣
原因不明の不調に立ち向かうモモの状態を、少しでも医師に伝えるため、不眠不休(大袈裟)で介護をしております。
復活!それを信じて共に頑張ります。

それでは、次回も怖くない話しを楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年06月21日 17:46
k様こんにちは。
少し前から読ませていただいてます
A様主役楽しみにしていました。
くれぐれもご自愛くださいませ。
Posted by チキン at 2017年06月21日 19:45
此処に集う人達が、明るく元気に暮らせますように。

此処で知り合った方々が、悲しい想いをしませんように。

強く願えばきっと叶うと信じています。

K様、Aお姉様、お身体お大事になさって下さい。
Posted by ミニ子 at 2017年06月21日 22:23
職場の休憩中によく読んでいるのですが、あまりに私が真剣な顔をしていたよーで、おっちゃんに「裏で国を動かしてるやり取りでもしてるんか?」と尋ねられました…

私の人生で1度も起こらないような体験をこんなにしょっちゅうされてるなんて。しかも今回は次元が違います。
たまに涙がこぼれたり腹が立ったり霊や霊障や妖怪に対しても学びを得ています。

過去記事のコメントは、まだKさんがやり取りをされてる時で、古参の中西様などを読ませて頂いているのですが(私は芦屋西宮神戸間をウロウロ)、
私が思った事を質問されてたり、楽しみにしてる中、コメントにいくまでの差し込み画像が、2回ほど薄気味悪く笑った女の口だった時は、内太ももに寒気が走りイスから落ちるかと思いました。。。(貞子がTVから出てきた時は本当にイスから落ちました)

それ以来、過去記事の時はいきなり衝撃画像がこないよーにコメントに行く時は画面から目をそらし手だけスクロールしてます(笑)

話はそれましたが、あまりに次元が違いすぎる話の時は、ただただ日本列島の地図を俯瞰的に頭に思い、なんだこの島は…と。そーゆー事で命の危機にあってる人達が自分と同じ毎日のこの時間を生きてるなんてと、自分の平穏と無力さに愕然としています。
Posted by メチャ✩ at 2017年06月22日 00:53
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