› 看板・サインスタッフブログ | 細田塗料株式会社 › 夜間清掃のバイトで起こる怪異

2017年07月02日

夜間清掃のバイトで起こる怪異

サインディスプレイ部  営業のKです。

皆様、出版に関しまして、本当に暖かいコメントを

沢山頂きまして、ありがとうございます。

まさに、感謝の極み・・・です。

このままの勢いで、作家→芸能人→ハリウッド俳優

という黄金ルートを駆け上がりたいと思います(嘘です)

ちなみに、文庫本には書き下ろしの話もかなり入ると

思います。

私が書いた新作を送ると、あら不思議・・・・・。

いたるところが修正されて返って来ます。

編集ご担当者様には、いつも必要以上の

お手間をかけてしまっており、自分の

作文力の無さを痛感させられております。

(編集者のお姉さま、ごめんなさい)


ところで、昨晩のライブ、お陰様で盛り上がりました。

Aさんも(似合わない)超ミニスカートをはいて

頑張ってました!(笑)

出版の事は全然バレる気配がありませんが、もしも

予告なしに、このブログの更新が停まったら、

・・・・・・そういう事だとご理解ください(涙)

ということで、今夜も怖くない話、スタートです。

コメントにも書かれておりお恥ずかしい限りですが、

誤字脱字がありましてもご容赦ください。

それでは、どうぞ~!


友人は昼間は普通に働きながら、週に2~3回深夜の清掃の仕事をしている。

勿論、生活の為なのだが・・・・・・。

最初は体がきつかったが、今はそれ程でもないという。

何より清掃という仕事であるから、自分の作業によって綺麗になっていくのを

見るのはある意味とてもやりがいがあるのだという。

それに深夜という時間帯に、指定された建物に派遣されて、分担して

作業をしていると、昼間とは違い、その場所がとても特別な空間に

感じて楽しいとの事だった。

しかし、やはり、そういう時間帯故に、怖い体験や不思議な体験も

当然在るのだという。

彼が担当しているのは、金沢市内のビジネスビル。

午後10時頃に集合して、ワゴン車で現場まで運ばれ、そのまま朝5時頃

までの作業になる。

誰も居なくなったビジネスビルは、やはり特別な雰囲気が在り、まるで

異次元に迷い込んだ様な錯覚に陥る。

彼が担当するのはそのビルの4階~6階まで。

その広い範囲を、もう一人のペアと2人で担当する事になる。

最初の頃は、自分がかけている掃除機の音にも、ビクビクしていたらしいが、

今はもう慣れてしまい、殆どの事には動じなくなった。

それでも、一晩作業をしていると、常識では説明できない怪異が少なくとも

1度か2度は起こるという。

突然廊下の明かりが消えたり、バタンと大きな音が聞こえたりするのは

日常茶飯事で気にもならなくなったが、中には我慢の限界を超える事も

起こる。

例えば、床にモップでワックスをかけていると、突然エレベータのドアが開く。

他の階を担当している人が来たのかと思ってエレベータの方を見ると、その

エレベータには見たこともない女が乗っている。

夜間であり、室内にもかかわらず、その女は麦わら帽子を被り、そこから

長い髪が腰の辺りまで伸びている。

体は明らかにガリガリに痩せており、その身長は異様に高い。

彼は見てはいけないものだと思い、一旦視線を逸らすが、やはり気になってしまい、

もう一度エレベータに視線を戻すと、無人のエレベータのドアが閉まるのが

見えた。

もしかして、この階におりたのか?

彼は恐怖で硬直してしまう。

そして、それからの作業は地獄になる。

小さな物音が聞こえても、いちいちビクっとしてしまう。

そして、ビクっとする度に耳元で聞こえるのだそうだ。

うふふ・・・という笑い声が。

それでも、仕事は時間との戦いなので休んでなどいられない。

彼は出来るだけ視線を自分の手元に集中させて作業を続ける。

そうやっていると、そのうち、再びエレベータのドアが開き、しばらくすると

エレベータは下の階へと降りていく。

そうなると、既に変な気配は消えており、ホッとして作業に没頭出来る。

しかし、そんなパターンばかりではないらしい。

その日、彼がいつもの様に作業をしていると、またしてもエレベータの

ドアが開く。

そして、いつものように、嫌な気配に満たされる。

そして、いつものようにビクっとしながら作業をしていると、何故か

耳元でいつも聞こえる笑い声が聞こえない。

彼が不思議に思っていると、彼が作業をしている廊下の前方に、あの女が

立っている。

少し入り組んだ場所に立ち、そこから体を半分くらい見せながら、ゆっくりと

手招きしている。

彼は出来るだけ平静を装い作業を続けるが、やはりその女が気になって

仕方ない。

視界に入れないようにしていても、どうしても入ってきてしまう。

それでも何とか我慢して作業をしていると、フッとその女の姿が消えていた。

え?と思い、呆気に取られていると

突然、すぐ背後から低い声が聞こえた。

私を探してるの?

後ろにいるよ。

すぐ後ろ・・・・・・。

そう聞こえ、彼は心臓が止まりそうになった。

もう作業を続けられるような状態ではなかったが、根が真面目な彼は

それでも何とか作業を継続する。

といっても、心ここにあらずであり、ただやみくもに手を動かすだけなのだが。

すると、また背後から声が聞こえる。

ねえ?

そして、その声は徐々に大きくなっていき、まるで怒鳴っているかのような声に。

その時突然、同じ階を担当しいているペアの男の声が聞こえた。

◎◎さん、少し休みませんか~、と。

そして、その声が聞こえると、彼の背後からは気配が消えた。

彼はその場に崩れ落ちるように倒れこんだ。

そして、その男性に助け起こされると、1階の自販機前まで降り、缶コーヒーを

飲みながら休憩した。

そして、

さっきは助かりました。

偶然声を掛けてくれて・・・・。

と言うと、

偶然じゃないよ。

と返してきた。

どうやら、作業に必要な物が足りなくなり、彼のところへ行こうとして、

その一部始終を見てしまったという事だった。

一か八かで声を掛けたんだけど助かって本当に良かった!

そう言っていた。

そして、彼が、

その女の姿をはっきり見ましたか?

と聞くと

うん。

と返ってきた。

そして、その男性が詳しく説明しようとしたのたが、止めてもらった。

もうその仕事が続けられなくなりそうだったから・・・・・・。

それからは、彼は常にその男性と一緒に作業をするようにしているそうだ。

何故かその男性といると、あの女は現れないから。

作業の効率は悪いかもしれないが、背に腹は代えられないしね。

そう言って笑った。


Posted by 細田塗料株式会社 at 19:43│Comments(11)
この記事へのコメント
初めまして! 今中三の男ですがちょっと前から読んでます。本当は勉強するべきだとは思うのですが... まあこれからも無理せず頑張ってください!!
Posted by TaKa at 2017年07月02日 20:14
営業のKさん

いや〜夜になり結構な強さの風が吹く福岡ですが・・・蒸し暑いですね。
大分の日田市では36度と真夏日を記録したみたいですよ(汗

以前にも駅で、ホテルで、添乗で、その作業中にふざけた事をして来る亡者の記事は多くありましたが・・・邪魔をする前に手伝えよ!話しはそれからや!と言ってやりたくなりますね(怒

昼間の仕事もこなしながら、草木も眠る時刻に、世のため人のため、そして自分のために仕事をこなす、その気持ちが分からんのか!
と・・・モップを手渡してやりたい私です(泣

価値観が多様化した現在、生まれ来るのも奇跡、生きる目標を見出だすのは困難、ただ愚直に一途に貫き通す事で一つ蕾が芽吹き・・・念ずれば花開く・・・それを証明したKさん。

好事間多し・・・書店に書籍が並ぶまでは、くれぐれもご自愛下さい。
書店で購入したその本の、表紙を開く事を楽しみにしております。
おっと、新しい老眼鏡を買わねばならね・・・(笑
Posted by 中西 at 2017年07月02日 20:38
K様、お忙しいのに更新して下さってありがとうございますm(__)m

深夜の清掃業務って、けっこう高時給の仕事って聞きましたが、こんな怖い事があるなんて!大人しくファミチキ揚げ仕事にしときます。

出版すごーく楽しみです。2冊買います!読む用と宝物としての保存用に。

蒸し暑い日々が続きますが、体調崩さないようにお身体お大事になさって下さいませ。
Posted by ミニ子 at 2017年07月02日 20:53
こんばんは。ライブお疲れさまです。有名作家になると執筆活動も忙しそうですね(笑)
A さんは、こんな状態になってるのに気づいてないって天然ですか~?
ビルの掃除って深夜に行うんですね?静かすぎて怖そうですもんね
Posted by いなばっち at 2017年07月02日 21:28
K先生こんばんは
名古屋は嫌な蒸し暑さです。
まさかKさんの最終野望(笑)がハリウッド俳優だったとは
夜の掃除は怖いですね。掃除のパートナーの方が良い人で良かった、逃げ出されてもおかしくないですもんね。
私も遠い昔高校の修学旅行先のホテルでエレベータ前の友人の部屋に行く時にエレベーターが開いて、誰も乗ってなくて本能的にヤバイと思い部屋に入ろうとしたら鍵がかかってるから自分の部屋に慌てて戻り、別の友人とすぐ再チャレンジでその部屋に行ったら鍵もあいてて、聞いたら誰も鍵を閉めてないって事を思い出しました。長々とすみません。
Posted by tomoaaa at 2017年07月02日 21:32
K様、こんばんは!

深夜のビル怖いですよ汗
仕事でどうしても昼間に入れない、もしくは作業できないという制限のあるビルは夜間に行うことになります。
昼間は賑やかなオフィスビルも夜間はしーんと静まりかえり、おまけに電気も抑えられる分、いい感じ?に仄暗い。。。
ちょっとした物音に通常時の4倍くらいのリアクションを起こしてしまいます、はい(;_;)
仕事だからと奮い立たせ作業してますが、何か起こったら転職する方針です笑

今までにオフィスビル、終電後〜始発までの間の駅構内、大型ショッピングモール、病院と深夜に入りましたが、どこも下手なお化け屋敷より肝を冷やせる迫力がありました。

巡回されてる警備員さんや清掃に入られてる方に現場でお会いするのは心強くもありますが、タイミング悪いと本当にビビります笑
Posted by 千葉県ON11 at 2017年07月02日 22:06
この前から、このブログはまってて、最初から読みました(^-^)/
Aさんも人を助けるところがかっこよすぎるし、高校2年生の娘さんの行動も可愛らしくて癒されてます♡バンドをしながらブログを頑張って書くKさん、かっこよすぎます!これからも応援してます♡楽しみにしてます!今度発売日される本も、絶対読みますね!
Posted by ♡kさんの愛読者♡ at 2017年07月02日 22:54
Kさん、お疲れ様です。

今日も楽しませていただきました。

次は?ワクワク!
Posted by eve at 2017年07月03日 01:48
K様改めて本の出版の件おめでとうございます。
いやー今回の話は霊的なものは結構どこにでもいるのが分かりましたね。
じつはこの話を読み始めてから気のせいだとは思うとですがラップ音やゾクッとくる気配が聞こえたり感じたりするようになったんですよね〜、まぁ自分は小心者なので多分ビビり過ぎてるだけだと思いますw
Posted by 怖くない話! at 2017年07月03日 01:49
おはようございます!
夜勤開けでブログ見ました。

Kさん、娘さんにお布団取られちゃったんですね。(笑)
娘さんもかわいいですね。

ちなみに深夜のビルは…いますよーやっぱり。夜勤してると、あーやっぱりと思います。同僚も見てないけど、赤ちゃんの泣き声(深夜のビルでまずあり得ない…)聴いてます。

私も今は休憩で寝ててもイタズラされませんけど、前はよくイタズラされて起こされたなー
一時間しかない休憩、少しでも休みたいのに起こされて、イライラしました。
で、あまりに腹がたって、怒鳴り付けたらイタズラされなくなりました。
確か、Aさんが仰ってましたっけ、霊も怒られるとビックリするって。
あれホントですね。

今日も暑いですね、熱中症に注意しつつ、お仕事と執筆、頑張ってください!
それでは~
Posted by さくらもち at 2017年07月03日 08:28
Kさんの話を色々読み進めていくうちに、わかってきました(笑)
霊が人をビビらす方法。きまっていったん静かになって居なくなっなかなぁー?と恐る恐る顔をあげたり見たら、ダメですね(笑)
100%目と鼻の先の至近距離にいたり、すぐ背後にまわってたり。。。

そりゃ顔は崩れおちてたり口が避けてたり…気絶もしますよ。

編集部から、あら不思議な修正がたくさんあるとおっしゃってますが、
私はKさんの文才で充分!もう昨日も、合わせ鏡の部屋に、ながい本当に出来なかったですからね!涙
わざと扉開けて、そんな日常です(笑)
まじで…
Posted by メチャ✩ at 2017年07月03日 19:10
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

count