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2017年07月07日

その石を持った者には・・・・。

サインディスプレイ部  営業のKです。

九州地方を襲った豪雨。

大変な被害をもたらしているようで。

今日は仕事の用事で佐賀県のお客さんと話しましたが、

やはり佐賀県の被害も相当な様です。

中西様、モモちゃん、ご無事でしょうか?

怖いのは地震や津波とばかり考えていましたが、

やはり自然の猛威は恐ろしいです。

そんな緊迫した空気の中、うちの高2の娘は、

今日で試験も終わり、明日は休みとの事で、

帰宅すると、水着を試着していました。

”もう空見ると、夏って感じだからさ。

明日は友達とプール行くんだ!”

と言っておりました。

しかし、その傍らには、しっかりと浮き輪が・・・・。

というか、高2にもなって浮き輪ですか?

とうことで、今夜で4日連続のアップになります。

(何故か、最近、キーボードとマウスの調子が・・・・)

頑張るぞ~!

それでは、怖くない話、どうぞ~!



これは俺の知人の話である。

彼が俺の友人から紹介されて俺の前に現れたとき、もう既に酷い有様だった。

病的に痩せ細り、目がくぼんだ顔は、まさに幽霊そのもの、といえたかも

しれない。

そして、話すことも苦しそうな彼は、頼りない呼吸をしながら、順を追って

俺に話してくれた。

ある日、彼はとある飲み屋で意気投合した女性と飲んでいた。

その女性は、まるで絵から抜け出てきたように美しく、そしてどこか高貴な

雰囲気を漂わせていた。

それでいて、偉ぶったところも無く、彼はすぐにその女性に一目ぼれしてしまう。

そして、2軒目、3軒目と飲み歩いていると、時計の針は既に午前3時を回っていた。

それでも、何とかその女性と懇意になりたかった彼は、そのまま飲み明かそうと

思っていたらしいが、さすがに彼女からストップがかかる。

飲みながら話していて、どうやら彼女は他県から仕事でこちらに来ているという

のは分かっていたのだが、明日は朝早い時間の始発で東京に戻らなければ

いけないらしく、もうこれ以上は付き合えないという。

それでも、粘る彼は、

このまま朝まで飲んで、そのまま始発に乗って寝ていけばいいじゃん?

と訳の分からない事を言って彼女を困らせた。

すると、彼女からこんな言葉が・・・・。

もしも、私の事を気に入ってくれたのなら、今度また遭いましょうね。

単なるその場凌ぎで言ってるのではなくて。

その証拠に、私の大切なものを貴方に預けるから、今度会うまで、それを大切に

保管してて欲しい!

それを聞いた彼は、二つ返事で快諾する。

そして、彼女から手渡されたのは、とても綺麗な小さな石だった。

これは私の誕生石なの・・・・。

持ってるだけで幸せが訪れるの!

だから、次に会うときまで貴方が持ってて。

きっと良い事が起こるから。

そう言って笑う彼女は、相変わらず美しく、彼は言われるままに握手をし、そのまま

彼女は人ごみの中へ消えていった。

彼女の姿が見えなくなると、彼はとても寂しく感じた。

それでも、彼女から大切なものを託されたという事が彼にはとても嬉しかった。

その日は、そのまま帰宅して寝てしまった。

そして、昼頃に目覚めると、早速、彼女から渡された石を眺めてみる。

言葉では言い表せないような、ある意味、妖艶な美しさがあった。

そこで、彼は彼女の誕生月を知りたくて、その石の事を調べた。

インターネットで検索すると、誕生石について様々なサイトが存在していた。

だから、彼は、彼女から渡された石が、どの誕生石にあたるのか、照らし合わせた。

しかし、そんな石は、誕生石には存在していなかった。

(もしかすると、彼女の言い間違いかもしれない、と思い、彼は更に色んな宝石や

石について、その日1日かけて調べ尽くした。

しかし、どうやっても、その石と同じものを見つける事は出来なかった。

(おかしいな。どうして?)

彼は、彼女が嘘をついたのか、と少しショックだったが、それでもその石は

どう見てもただの石ころには思えなかったので、

(きっと彼女にとって大切な石に違いない)

と思い直し、そのまま、その石を大切に保管した。

そして、その日の夜から、で彼に怪異が起こり始める。

彼が寝るとすぐに夢を見るようになる。

その夢とは、こんな感じだった。

気が付くと彼はいつもテーブルの座席に座っていた。

そして、ちょうどテーブルを向こう側には、明らかに人間には見えない恐ろしい

顔の女が座っていた。

その女は、長い髪の間から見え隠れするどす黒い目で彼を睨み続ける。

すると、知らないうちに、テーブルにスープらしき物が置かれている。

そのスープは、まるで人肉をミンチにして、泥と混ぜ煮込んだような色をしており、

明らかに食べると危険だと分かった。

だから、彼は、そのスープに手をつけないのだが、そうしているとテーブルの向こうに

座った女が、彼に近づいてきて、そのスープを飲め!という。

それでも、どうしても飲みたくない彼は、その指示を拒否するのだが、その女は

引き下がらない。

そして、彼はその女から逃げるように、椅子から立ち上がり必死に逃げる。

そして、背後から追いかけてくる女の声がどんどん近づいて来るのを感じる。

そして、いつも夢はそこで覚める。

その時の彼は、まるで実際に走っていたように体中が汗でびっしょりになっていた。

そして、その夢を毎晩みているうちに、背後から追いかけてくる女の声がどんどんと

近くなってしまい、数日前に見た夢では、彼はその女に捕まり、強引に、そのスープを

飲まされそうになったところで目が覚めた。

そこで、彼は友人に始めて相談した。

友人が相談したきた彼を見た時にはとても驚いたという。

以前の彼の面影は微塵も無く、まるで廃人のようだったから。

そして、彼の話を聞いた友人は、もしかすると、その女性から預けられた石が

原因ではないか、と感じてしまう。

そこで、彼が、その女性と別れる前に教えて貰ったという携帯番号へ電話をしてみた。

しかし、その電話は繋がらず、その番号が使われていない旨の録音が流れるのみ。

友人もよく理解出来なかったが、それでももしかすると、その石は、その女性が

悪意を持って彼に託したものではないのか?と疑い始める。

それでも、それを彼に話すと、全力で否定された。

彼女に限って、絶対にそんな事はしない!

彼は、まるでその女性にとり憑かれているようだった。

すると、その時、突然彼の携帯が鳴り、出てみると、その女性だった。

今、仕事で海外にいるらしく、もう少ししたら帰るから、それまであの石を

大切に保管していて欲しい、との事だった。

(やはり、彼女はそんな悪い女性ではない)

(電話番号も嘘ではなかった)

彼の心の支えはそれだけだった。

しかし、友人が彼の携帯を手に取り、再び、その番号に掛けなおしてみると、

やはり、使用されていない番号だと知らせる録音が聞こえる。

友人は、とても気味悪く感じた。

そして、自分では力になってやれないのではないか?と思い、俺に相談してきた。

俺は話を聞くために、友人が指定してきたマンションの部屋へと向かった。

そして、冒頭のような感想を得た。

そして、話を聞き進めると、どうやら、彼は数日前に、その夢を見てから、

一睡もしていないのだという。

もしも、寝てしまったら、今度こそ、あのスープを飲まされる。

そうしたら、俺は間違いなく死ぬような気がする。

それが、とても怖くて、寝そうになると友人に無理やり起こして貰う。

そんな生活を続けているのだという。

しかし、そんな生活は、死を待つのと同じだというのは、彼の姿を見ても明らかだった。

だから、俺は、いつものAさんに頼んでみた。

珍しく、嫌な顔をせず、俺の依頼を引き受けてくれたAサン。

Aさんは、彼のマンションの部屋に来ると、彼の話を静かに聞いていた。

そして、話を聞き終えると、彼の部屋の隅々を見て回り、最後に、その女性から

渡されたという石をまじまじと見ていた。

そして、開口一番。

これって呪い・・・ですよ。

貴方の部屋のあちらこちらに呪いの結界が張られています。

たぶん、その夢に出てくるのが、その女性の本当の姿。

そして、貴方が言うように、夢の中でそのスープを飲んでしまったら、間違いなく

貴方は死ぬと思います。

そう説明した。

それを聞いても彼は、ボーっとしていたが、俺と友人は大慌て。

何とか彼が夢の中でスープを飲まないようにする方法は無いの?

とAさんに詰め寄った。

すると、

えーっ、でも、あんまりやりたくないんですけどね。

なんか、私が恨まれそうだから・・・。

そんな事を言ってくる。

そこで、俺と友人は、彼を押さえつけながら、こう頼んだ。

もう、命より大切なものなんて無いんだから・・・。

責任は俺たちが持つから、何とかお願いします!と。

すると、Aさんは、少しホッとした顔をして、

それじゃ、大工道具ありますか?

と聞いてくる。

そして、俺と友人が、

そんなものどうするの?

というか、大工道具の場視よなんて分かるわけないでしょ?

というと、

まっ、これでいいか・・・

とAさんは、近くに置いてあった、彼が愛用しているであろう鉄アレイを両手で

持ち上げた。

うん。これだけ重ければ大丈夫かな・・・・

そう言うと、その鉄アレイを、その石の上に叩き付けた。

すると、その石は、見事なくらいに粉々に砕け散った。

そして、その後、スッキリとした顔をして、Aさんがこちらを向いて言った。

もう大丈夫です。

呪いの元凶は、私が消してあげましたから(笑)

呪いなんて、こんなもんですよ。実際は・・・。

そう言うと、珍しくケーキの催促もせず、楽しそうに帰っていった。

俺は、こんな事で呪いが消えるのか?

と思ったが、実際、それ以来、彼の身に、怪異は発生せず、悪夢も見なくなったという。

そして、どうやら、面食いの彼は、今度はAさんに一目惚れしてしまった

らしく、その後は、Aさんの連絡先を教えろ、と煩い位に元気になった。

しかし、俺達は、何とか彼にスープを飲ませない方法ばかり考えていたが、

さすがにAさんは、俺達とは思考回路が違うようだ。

その後、やはり、しっかりと高額スイーツを要求されたのはいうまでも無い。


Posted by 細田塗料株式会社 at 22:04│Comments(14)
この記事へのコメント
まるで俳人のような、とは之如何に。
Posted by ふむふむ at 2017年07月07日 22:11
こんばんは!お嬢様、テストが終わって後は夏休みだけですか?我が家は恐怖の保護者会があります(泣)
呪いの石ですか?A さんは簡単に壊しましたね(笑)K さんのお友達もすぐにA さんに一目惚れってね~懲りない男だこと。美人なら誰でもいいんか!
Posted by いなばっち at 2017年07月07日 22:19
K様本日も怖くない話の投稿お疲れ様です。
今回の呪いの石?ですがこの様な他人から物を預けられてそれが呪いの物だった、なんて言う話はよく聞きますね〜。
あまり知らない人から急に物を貰ったりするなよーと自分は思ったのですが実際自分が好みな女性が物をくれたら貰っちゃうと思います。その辺りを付いているところが今回の呪いの犯人の悪どいところですよね...気をつけないと。
Posted by 怖くない話! at 2017年07月07日 22:20
Kさんこんばんは 
僕は昔、そこらへんに落ちてる石とかに霊的なやつが宿りやすいということを聞いたことがあります。本当かは分かりませんが、きれいな石を見つけても拾って持って帰るといけないらしいです。 あとマイペースで怖くない話がんばってください!次回も楽しみにしてます!(こういうのがプレッシャーになっていないといいですが笑)
Posted by TaKa at 2017年07月07日 22:41
営業のKさん

朝倉には、懇意にしている事業主さんのお嬢さんが嫁がれていて、また日田には仕事に対する姿勢を諭して頂いた顧客の方も居られ・・・私も含め、被害にあわれた方は居られませんでしたよ。

そして野良猫モモは、ほぼ全快の様子・・・プルルと頭を振る仕草の時に、体がよろめくのが気掛かりですが・・・まぁ〜酔っ払い千鳥足しの親父が言うのも何ですね・・・(汗
兎にも角にも、前進あるのみ!元気ですよ!
皆さん、頑張りましょう!

因に泳ぎは得意な私、ゲンゴロウの様に泳ぎますよ(笑

何ですか・・・その妖艶な石を手渡した女性は、既にこの世の者ではないと・・・もしやその男性が絶命した後に回収して、また別の男性に呪いを掛けると?・・・亡者が肴をあてに酒を呑む胃袋を持ち合わせる事・・・本当に世の中、不思議ですね。

バイオリンに続く誕生石?・・・新日ブロレスの橋下ならぬ、霊能界の破壊王Aさん・・・その気っぷの良さに・・・ほっ、惚れてまうやろ!

それでは、次回も怖くない話しを楽しみにしておりますが、くれぐれもご自愛下さい。
Posted by 中西 at 2017年07月07日 23:04
Kさんこんにちは!!
私はテストが終わって5連休を堪能していますぐへへ~!!!!(^p^三^p^)
いつも9時半くらいにアップされてるんでその時間見に行ったらまだ更新されてなくて不安になってたので、寝る前に見に来たら更新されててホットしました☺️☺️


ちなみに呪いをといてもらった男の人はAさんとその後どうなったんですか!!??!!!!???!
めっちゃ気になります!

私の予想はAさんの性格上言葉の暴力で撃沈させたのかなって

では!明日も楽しみにしてます!
おやすみなさいです!((ヾ(・д・。)フリフリ
Posted by つぼみ(元ひつぎ) at 2017年07月07日 23:04
Kさん、お疲れ様です。

お嬢ちゃんの水着姿、メッチャ可愛い...想像です。Kさんの今年の課題は、一緒にスイカ割りしてね!
Posted by eve at 2017年07月07日 23:43
Kさんこんばんは
九州地方はまた雨みたいですね。気をつけてください。
呪いの石ですか!?毎回誰か選んで渡すのかな?霊とは気づかないで接してるんですもんね。

それにしてもAさんはクールだわ!かっこ良すぎ(๑•̀ㅂ•́)و✧

娘ちゃんは短い夏をエンジョイしてますね!プールには浮き輪はかかせないです←キッパリ(笑)
(´・ω・`)
連投更新お疲れ様でした。良い週末を
Posted by tomoaaa24 at 2017年07月08日 00:26
kさんこんにちは。
この頃忙しくてなかなか観ることが出来なかったのですが、こんなに話がアップされているなんて…
それより、今回の話も怖い!でも、呪いがとけて、よかったですね。女の人も怖いけど、そのスープって何なんですか。
くれぐれもご自愛ください。
Posted by 大大大凶 at 2017年07月08日 08:46
誕生石ってえのは
誕生日ごとにふりわけてあるのも
あったなあとか思いつつ
それでも見つからねえなら
骨か何かか悪いもんやなあ
なんて読んでたら思い切りよく
ぷちっ。
さすがだAさん

娘さんのプールにつきましては
学校のプールじゃないし
うきわいいじゃないか
あそぶという目的なら
うきわ、有りですよ
むしろ今時の水着にダメ出しでしょう
と、ちょっと親目線
Posted by ろくがつ at 2017年07月08日 09:42
どもショッカー戦闘員オスカーです。
m(_ _)m
狐や蛇が腰掛けるくらいの石になって怪異や不幸を呼ぶってのは本で読んだ事ありますね。
妨害され難い場所として「夢」は格好の場所ですね。都市伝説の「猿夢」をふと思い出しました。
Kさんの娘さん、浮き輪で「かわいいアピール」を表現か…本当は浮き輪なしじゃ「泳げ」ないのか…久しぶりに海かプールに行きたいな
「夢」なら私は、あのプレデターに1勝1敗1引き分けしたり、ゾンビから逃げる「夢」を見たりしてました。

ヤフーニュースを読み、九州地方など大雨による水害が酷いと伺います。ボランティアとして何か「助けたい」と思うし、表の顔の「予備自衛官」として後方支援をしたいなと思ってます。
Posted by オスカー at 2017年07月08日 10:10
K様こんばんはー、そして更新ありがとうございますm(__)m

しかし男性は美人に弱いんですね(笑)美しい華にはトゲがある。妖艶な美女には呪いがある。怖いですね〜

Aお姉様の活躍で助かったのは良いですが、Aお姉様に惚れたりなんて駄目ですわ( `д´) Aお姉様は皆のスーパーレディだから。

K様のお嬢様は、浮き輪持ってプール良いなぁ。私はカナヅチだから立派な浮き輪無しでは、子供プールにも入れません。熱中症に気を付けて、夏を楽しみましょう!

追伸、中西様&ももちゃんへ

ももちゃん元気で嬉しいです。ずっと健やかに過ごせますように願います。
Posted by ミニ子 at 2017年07月08日 21:24
kさんこんにちは。
いつも楽しく読ませていただいています。

九州の大雨は本当に酷いの一言です。
私の友人が大分県に住んでいますが、
同じ市の中でこうも被害が違うのかということを言っていました。
これ以上災害が起きて欲しくないって、
本当に思います。

と、悪霊って人の心をたぶらかすのが
とてもうまいんですね。怖いです。
見た目はともかく、それだけ礼儀正しくされたら、普通はコロッと心を持っていかれますよね。

むー!善良な人を嵌めようとしたのだから、
悪霊といえども渾身のバチが当たって欲しい、
そう思います。

Aさんは相変わらず凄いの一言!
なんかほんとに切れ者って感じで、
敬服しちゃいそう笑
でもkさんに対する態度を知ってるので
かろうじて冷静でいられます笑

暑い盛りです。体にご注意下さいませ。
Posted by まあちん at 2017年07月09日 13:15
へぇーまぁラストを読む限り、やはり外見にとらわれすぎる友人の隙に入られたって感じですかね(笑汗

命がご無事でいらっしゃったので辛辣な私見を言えるのですが、そんなひつこいデートのしがみつき方をされたら、面倒くさいこの上ないので次はないですよ…(笑)
娘ちゃんは、またまたカブりましたよー。うちも、丁度水着の話題でした(爆)

水着を買うからお金欲しい~なんですが…ママですら楽天でめっちゃリーズナブルに抑えてるのに、
まぁ高い水着を買ってきまして!
しかも、当日は、ラッシュガードを上下着るって、

じゃー中身の水着は見えないからなんでもいーじゃなぃかぁあああーと叫んだ私でございました。
Posted by メチャ✩ at 2017年07月09日 17:13
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